技術開発職 / 小倉工場
生産本部 技術開発部 内装・空調課
橋本 一成 2014年入社
北九州市立大学大学院 国際環境工学研究科
環境工学専攻 建築デザインコース 卒業
大学および大学院での研究を通じて当社の手術室づくりを経験。人命に大きく関わる空間において空気の清浄度や快適性を守る「空調」は、住居や店舗などのエアコンとは重要度で一線を画する。専門性の高い業務だが、チームでは未経験の若手も活躍中。橋本も「我々が教えるので安心してほしい」と話す。
入社を決めた理由は？
大学では建築学を専攻し、大学院まで進みました。担当教授がセントラルユニと共同研究をしていた縁があり、私も手術室の空調に触れる機会がありました。社員とのやり取りや、手術室に入る際の高揚感が刺激的でしたね。周りの友人はハウスメーカーなどを志望しましたが、私は貴重な経験を生かそうと当社への入社を決めました。
東京本社で一次選考を受けた際、オフィスが洗練されていたことを記憶しています。建設業界に対する殺風景な印象が払しょくされたことも後押しになりましたね。
どんな仕事をしている？
入社以来、手術室の空調を設計・施工する専門チームに所属しています。中でも私は、室内の面積や容積を計算し、空気を清浄かつ適温に保つための設計図を描く業務がメインです。その際は3D表示もできる専用ソフト「Tfas」を使用します。
病院からの要望を受けて機器のスペックや必要数を割り出し、さらに患者さまや医療スタッフの快適性も考慮して適切な温度や湿度になるよう調整します。特に医療機器は、使用時に熱を発するため、それを踏まえてダクトや配管の位置も決めていきます。
長く働ける理由は？
医療の世界は絶えず広がり、アップデートされ続けます。好奇心をくすぐられるとともに、いつまでも一人前になれないと感じるからこそ長く携わっているのでしょう。 手術室は非日常で仕事も特殊性があります。当社はその専門メーカーであり、設計根拠（設計案を選ぶ理由）、技術、ノウハウは他の追随を許しません。そんな組織に属していることを誇りに思いますね。 また、私は外出してお客さまやゼネコンと会うことが多く、この働き方が性に合っています。内勤のみだと技術的な目線しか養えず、社外の方々から実際の運用方法を伺うことで本来の空調の在り方が見えてくると思うのです。かつての上司による「設計したものを自分の目で見ないと何も分からない」との教えも影響していますね。
建築未経験の若手も活躍中
当社は、大学で建築を勉強している中では出合わない企業かもしれません。でも、少しでも触れてくれたら、事業内容、社風、社員の人柄などに魅力を感じるはずです。
仕事の幅も広く、自分の選択肢を広げる数々の機会が得られます。失敗も含め、こうした経験を積めるのは会社が認め、支援してくれるからですね。
もちろん、未経験でも私たちが教えるので安心してください。実際、チームにいる若手は建築学科を卒業していません。CADに触れたのも入社後ですが、現在はクリニックなどの設計を任せられるまでに成長しています。
選考を通して多くの社員と会うことでしょう。何でも質問し、当社らしさを感じてください。
募集要項・エントリー
セントラルユニの採用は
｢仲間探し｣｡
悔しさをバネに何かを成し遂げた人や､これまでの人生で寄り道をしてきた人など人間味溢れる人からのご応募をお待ちしております｡